
こんばんはFlowlightです。今日は、ベロシティー・CC編集をするためのロジカルプリセット Logical editor Presetの共有化をして行く方法の紹介と解説をして行きます。
「同じショートカットで、ベロシティーとCCの上げ下げをしたいな」
「プリセットの量を少なくして、同じプリセットでベロシティー・CC編集をおこないたい!」
「ロジカルプリセットをボタン化するのがそろそろ限界」
このような悩みを解決します。Flowlightが実際にここ最近悩んでいることでもあったので、解決策を模索していました。
今回行った方法の結論からお伝え致しますと、ベロシティー・CC編集の両方を条件に加える。そうすることで、編集できる範囲を広げることできます!
( >プロパティー>設定>選択イベント>And
>タイプ>等しい>ノート>)>Or
( >プロパティー>設定>選択イベント>And
>タイプ>等しい>コントローラー>)
値2(ベロシティー値・CC値)>値固定>1 00
機能>変換
こちらは、選択ノートもしくは選択CCを100にするプリセットになります。
大切なところは、赤い()とOrの部分です。
()に関しては、その条件をここで一旦閉じるという指示になります。この間の()がなかった場合は正しく動作しません!!
条件が重複しているためか、ノートの方が変換できませんので、ご注意ください。
ここ最近のブログで、ロジカルエディタ―・プリセット Logical editorを使った、プリセットやボタン化を沢山してきました。
Cubase Tips #71【ロジカル】CC選択バリエーション Control Change Select variation
Cubase Tips #70【ロジカル】CC挿入・増減・圧縮 パレット! Control Change Insert Plus minus Compress
Cubase Tips #69【ロジカル】ベロシティーを圧縮!X値に近づけていく Velocity Compress
Cubase Tips #68【ロジカル】ベロシティー値の○○以下を選択 Velocity Lower Select
Cubase Tips #67【ロジカル】ベロシティーのパレット化 Velocity
こちらのブログの内で紹介をした、ロジカルプリセットの中に、共有化ができるもがいくつもありました。
まずは、最初にお伝えした固定値を入力するプリセットです!
固定値を入力するボタンです!これが、ベロシティ・CCとで共有化ができたので、プリセットを15個も削減することができました!
続いて、最近かなり頻繁に使うようになった、圧縮プリセットも共有化することができました。
続いて、選択プリセットも共有化することができます!
圧縮・選択プリセットの共有化で、プリセットを12個も削減することができました!
ここのボタンもベロシティ・CCを共に編集できるようなりました。
単純にプリセット数が減ると、プリセットを選ぶ手間が減ります。そして、ボタン化する(繋ぐ)手間も減ります。さらに、タブレットの表示領域も減るので、Flowlightにとっては、一石三鳥の効果がある改良でした!
一方で、共有化をためらうものもありました。それは、一番使っているベロシティーの増減のプリセットです!
選択していない時には、全部が上がり、選択しているときはそのノートのベロシティーだけが上がるんです。
仮に共有化をするとこういったプリセットになります。
これは選択をかけている時は、選択をかけたものにだけ+6されます。が、選択をかけない状態で適応すると、ベロシティーとCC両方が上がります。
この動作があるので、このプリセットの共有化はやらないことにしました。今まで通りのショートカットでやっていくことにしました。
Cubase Tips #60【ショトカ】1ヵ月のキーボードショートカットの変化 Keyboard shortcut
今回は、かなりの共有化が進んでプリセットがだいぶん整理でき、またタブレットのボタンも少なくなりました!
皆さんもご自身の制作の中で、ベロシティーとCCの編集が共有化できそうなものをぜひ探してみてくださいませ。