Cubase Tips #64【ExpMap】Spitfire Audio SACCONI STRINGS QUARTETのエクスプレッションマップ UACC


Spitfire Audio SACCONI STRINGS QUARTETは2016年に発売後、最高峰の弦楽四重奏の音源として、今なお人気が高い音源です!昨年末のブラックフライデーセールやクリスマスセールで購入をされる方も多いはずです。私もソロストリングスはこれを使う事が多いです。素晴らしいストリングス音源の一つです。今日はこちらのエクスプレッションマップExpressionMapの紹介と配布を致します。

《土の街ギーポック》

Spitfire Audio SACCONI STRINGS QUARTETの概要です。英国屈指のストリングス・カルテット「Sacconi Strings」を丁寧に収録&KONATKTライブラリ化したストリングス音源です。優れた音響で有名なコンサートホール Wigmore Hall にて、Ben Hancox 氏(1st ヴァイオリン)、Hannah Dawson 氏(2nd ヴァイオリン)、Robin Ashwell 氏(ヴィオラ)、Cara Berridge 氏(チェロ)の美しい音色を丁寧に収録。音色、収録マイクチャンネル、収録アーティキュレーション全てが充実した本作は、様々なジャンルで使いやすいカルテット用ストリングス音源です!

sonicwire https://sonicwire.com/product/A0523

 

 

今日はSpitfire Audio SACCONI STRINGS QUARTET用のエクスプレッションマップExpressionMapの紹介と配布を致します。

配布内容は全部で4パッチ分です。Violin1,Violin2, Viola,Cello,それぞれのパッチにLegatoパッチも込みでエクスプレッションマップExpressionMapを組んでいます。切り替えもとても簡単に行う事ができます。

B-1 Legato チャンネル 2

C0 Long  チャンネル 1

E0 Trill Half

F0 Trill Whole 

もちろん、キースイッチを使わず、全ての奏法が個別にパッチ化されているものも入っているので、オリジナルのマルチパッチ、エクスプレッションマップを作ることもできます。今回配布したものをベースにあなたの使い易いように、どんどんカスタマイズしてみてください。

Spitfire Audio SACCONI STRINGS QUARTETは以前紹介したSPITFIRE SYMPHONIC STRINGSと同じように、エクスプレッションマップ上でVolume CC7のコントロールしております。これは、通常パッチとLegatoパッチの音量を常に揃えることが目的です。こうすることで、アーティキュレーション切り替えごとにCC7も合わせて送ることができます。

 

そして、今回奏法の切り替えにUACCというSpitfire Audio音源で独自に使われている方法を使いました。簡単に言うとCC32(BankSelect LSB)で奏法を切り替えていく方法です。

これを使う事で、ノートでのキースイッチを利用しないので、キースイッチ誤動作を無くせます。そして、Spitfire Audio音源全てのUACCは統一されているので、今後のエクスプレッションマップ作りも少し楽になります。

UACCの設定方法はスパナ>鍵マーク>Locked to UACCで行う事が出来ます。

 

こちらが私が使ったSpitfire Audio SACCONI STRINGS QUARTET用のエクスプレッションマップExpressionMapです!

SACCONI STRINGS QUARTET_ExpMap_Flowlight.zip

 

合わせて、トラックプリセットもおいて置きます(Kontakt5とKontakt6のものが入っております)

SACCONI STRINGS QUARTET_Trackpreset_Flowlight.zip

 

《敗北、もう一度》

今後、以下の手持ちSpitfire Audio音源もUACCでのエクスプレッションマップを作って行きたいと思います。

SPITFIRE CHAMBER STRINGS

SPITFIRE SYMPHONIC STRINGS

SPITFIRE SYMPHONIC WOODWINDS

SPITFIRE SYMPHONIC BRASS

 

UACCに関連する記事は沢山ありますね。色々と興味深いものがあるので、今後目を通していきたいと思います。

https://vi-control.net/community/threads/spitfire-uacc-ks-lemur-template-scs-sss-and-hans-zimmer-strings.87065/

https://vi-control.net/community/threads/spitfire-presents-uacc-universal-midi-cc-articulation-cc-system.31352/

 

Spitfire Audio SACCONI STRINGS QUARTETも含めSpitfire Audioの音源はとても使い易く設計されています。エクスプレッションマップと合わせてSpitfire Audio用のコントローラーレーン(ピアノロール下のCCを書くところ)も準備すると、とても効率的に打ち込みが出来ます。コントローラーレーンに関する詳しい記事はこちらです↓

Cubase Tips #12【ショトカ】コントローラーレーンの切り替え

今回のようにアーティキュレーションが多いものはレーン幅が小さいと見えずらいので、エクスプレッションマップ専用の大きなコントローラーレーン表示もプリセットに入れておくと便利です!

 

そして、ここはからは2019年のSpitfire Audioのブラックフライデーセール情報です!

開催中だったのセールでは、単品で買うと499ドル299ドル

https://www.spitfireaudio.com/shop/a-z/sacconi-strings-quartet/

セットでの購入もおすすめです。ログイン後に持っているライブラリに応じてかなりの割引が入ります!

単品での購入よりも安くなりますので、セール期間にコレクションが追加される合わせてチェックしてみてください!

https://www.spitfireaudio.com/shop/ranges/collections/

 

ブラックフライデーセールに続きて、クリスマスセールも来ていました!!

2019年12月24日午後11時59分(GMT)までにほしい音源をウィッシュリスト・お気に入り登録することで、12月25日から割引で購入できるようです!

単品は40%OFFコレクションは最大65%OFF

 

Spitfire Audio SACCONI STRINGS QUARTETは最高の弦楽四重奏音源です!ぜひ、セールが来たら購入を検討されてみてはいかがでしょうか!

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