あなたはクオンタズをどのくらいの頻度で切り替えるでしょうか?また、そのクオンタイズ値はどういった用途で使われているでしょうか?
まずは、私の現在のクオンタイズのプリセットです。
デフォルトから少し手を加えて使う頻度が多いものを入れております。プリセットの作成方法についてはこちらをご覧くださいませ。
クオンタイズプリセット (Quantize Presets)
デフォルトのプリセットは使わないものも多いです。付点のクオンタズは使ったことがない。また、5連符や7連符といったものをは入っていないのでぜひ追加してみてください!
上から用途を見て行きましょう。
【1/1・ 1/2・ 1/4】
白玉形のコードや長い音、スケッチを整える場合に使用
【1/8・ 1/16】
クオンタイズはこの二つどちらかでかける
【1/32 】
装飾音などの細かい音を整える場合に使用
【1/64・ 1/128】
CCを書くとき、連続データを入れる場合(テンポや変化量に応じて使い分ける)に使用
【1/2 3連・ 1/4 3連・1/8 3連】
3連系の曲を書くとき、1/4 3連は3連メロディの時に使用
【1/16 3連 ・1/32 3連】
3連符というよりは6連符として使う。弦や木管などRunに多用する。
【1/4 5連 ~1/16 7連】
弦や木管などRunに多用する。
このような感じでクオンタズを用途別に作っておくと、とても便利になります。
それでは、今回のタイトルの「クオンタイズ設定の切り替え」についてです!
キーボードショートカット設定のクオンタイズカテゴリーの中にある、「前のクオンタズを選択」と「次のクオンタイズを選択」を使います。前述したクオンタイズプリセットを順に切り替えてくれるコマンドです。大体1/4~1/16辺りを行ったり来たりすることが多いと思います。これを使う事で、よりスムーズにクオンタイズの着替えが可能になります。また、ここにもう一つ組み合わせます!
カテゴリの一番上にある「3連符クオンタイズオン/オフ」これを使う事で3連系を入力する際もバッチリです!「クオンタイズ-16分音符」(あなたが一番使う値)にもショトカを割り当てるといいと思います。
ここまでやると、マウスで選択していた時よりもはるかに速くなると思います。今回はさらにもう一歩進みます!
この切り替えコマンドですが、実は少し押しずらいです。それは、キーボードを使ってコマンド入力をしていないからです。
私はこの切り替えを、「マウスのサイドボタン」を使って行います。マウスの仕様にもよりますが、今は5ボタンのものが多いと思います。デフォルトでは「戻る・進む」、ボタンでいうと4・5ボタンでしょうか。そこにショートカットを割り当てて、クオンタイズ切り替えをしています。「3連符クオンタイズオン/オフ」のMと組み合わせる。また、Ctrlを押しながらサイドボタン4を押せば「クオンタイズ-16分音符」に戻ります。
これで、とてもスムーズにクオンタイズの切り替えができるようになります!!