Cubase Tips #52【ExpMap】Best Service Forest KingdomⅡの《改良版》エクスプレッションマップ


今日はBest Service Forest KingdomⅡアタックアーティキュレーションと合わせて、リリースアーティキュレーションを含めたエクスプレションマップの紹介と配布です。

Best Service Forest KingdomⅡ 今でも民族楽器の特にWind(笛)系の楽器に関しては、最高峰の一角ではないでしょうか。奏法もかなり充実しており、打ち込みでの雰囲気作りがやりやすいことも魅力です。

ブルガリアン・ピッコロ・フルート、簫、パンパイプなどの管楽器は特にこだわりを持って収録をされており、美しい音色と豊富なアーティキュレーションで幻想的な雰囲気をより引き立てることができます。今年のブラックフライデーセールで購入をされた方も多いはずです。

 

リリースアーティキュレーションCC入力をゼロ0にする改良を加えました!

 

CC入力をエクスプレッションマップExpressionMapに含める考察、グループ分けの考察等をやって来て、以前に配布したクスプレションマップをさらに使い易く、多くのパラメーターにアクセス出来るようにしたものです。

Cubase Tips #39【ExpMap】Best Service Forest KingdomⅡのエクスプレッションマップ

Cubase Tips #43【ExpMap】エクスプレッションマップのグループ分け??

 

《商業区の賑わい》

Cubase Tips #39でエクスプレッションマップを配布したBest Service Forest KingdomⅡには、アタックリリースを扱える音色がいくつかありました。

これまで、コントローラーレーンにCCを書いて対応してきました。しかし、これを書くのはかなり手間です。

CCナンバーが違うものを沢山書いていくと、コントローラーレーンの切り替えも頻繁に必要になります。さらに、これがプリセットに入っていないとなるとかなり大変です。

 

このCC入力を全てエクスプレッションマップExpressionMapで扱えるようにしたました。

配布内容は全部で8パッチ分です。以下の画像がエクスプレッションマップの収録内容になります。

 

こちらが私が使った、Best Service Forest KingdomⅡ用のエクスプレッションマップVer.2です!

Best Service_Forest KingdomⅡ_Ver2_ExpMap_Flowlight.zip

 

合わせて、トラックプリセットもおいて置きます!

Best Service_Forest KingdomⅡ_Ver2_Trackpreset_Flowlight.zip

 

吉報:こちらのトラックプリセットにはバグはありませんでした!

Best Service Celtic ERABest Service Ancient ERA Persiaにはトラックプリセットに保存をした時に、特定の楽器がものすごい容量(50MBほど 普通は2MB)になります。これは何が原因なのかわかりません。Best ServiceのEngin2のバグだと思いますが、格納情報が多くなりすぎて読み込み保存などにとても時間がかかる状態です。現時点では、この音源を使う際に新規で立ち上げる方が早いですので、トラックプリセットは使わない方がいいです。この辺のバグがなくなってくれるとよりプリセット管理が楽になるので、今後のアップデートに期待です!

私の環境では、「BSFK_Aztec Clay Flute Ⅰ」 のみGUIの表示がおかしくなるバグがでておりました。

《灰の村を後にして》

アッタクアーティキュレーションリリースアーティキュレーショングループ1にまとめました。

アッタクアーティキュレーションの送信時にリリースアーティキュレーションのCCも含めることで、自動で全てOFFになります。

エクスプレッションマップの視認性はグループ分けの時よりも劣りますが、リリースアーティキュレーション用のCCを書くことはなくなったので、作業はかなり楽になります。

 

エクスプレッションマップ作り方です!

「Aztec Clay Flute Ⅱ_BSFK」の音色を例にしてエクスプレッションマップを作って行きましょう。

1.音源側の設定をする

リリース切り替えのボタン上で右クリックをすることで、割り当てをカスタマイズすることができす。

出来るだけデフォルトで使いたいので、CCナンバーはデフォルトのままで、それぞれCC1~4になっています。

今回は「invertにチェック」を行います。

このinvertにチェックをいれると、CC値0の時にOFF CC値127の時のONになります。デフォルト状態だと、これが逆になっていてわかりにくかったので、ここだけをカスタムすることにしました。

 

2.エクスプレッションマップを組んで行く

新規サウンドスロットを4つ作ります。各リリースのバリエーションのスロットになります。

そして、割り当てられたCCナンバーを出力するよう、出力マッピングを組んで行きます。

Release1 をONにする場合は

CC1 127

CC2 0

CC3 0

CC4 0

を出力するようにマッピングしていきます。これをRelease1~4全て準備します。

これでリモートキー(C6~F6)を押したときそれぞれのリリースアーティキュレーションがONになります。

 

この方法は他の音源にも応用できると思いますので、あなたもブラックフライデーセールでゲットした音源のエクスプレッションマップを作って、その音源をフル活用していってくださいませ!!

《空に架かる橋を渡って》

そして、2019年のBest Serviceのセール情報です!

開催中だったセールでは、Best Service Forest KingdomⅡ単品で買うと259ドル⇒155ドルでした!

Best Serviceの制作音源全てがなんと40%OFFのすごいセールでした!ブログを書いている時点では、既にセール終了しておりました。

もしかしたら、クリスマスそしてNewYearセールがあるかもしれないでの、購入を検討されているあなたは、今後も小まめにチェックしてみてください。

https://www.bestservice.com/forest_kingdom_ii.html#

発売から6年が経過していますが、未だに値下がりはしていません!

Best Serviceのサイト内の評価もかなり高く、多くの作曲家に愛用されていることが伝わってきます。

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