1拍目と3拍目のベロシティーを上げたい!あるいは8分裏のハイハットを小さくしたいなど、拍に合わせてノートの選択を行うロジカルプリセットを紹介します。
これで拍に合わせた選択がよりスムーズにできるようになります!
今回使うのは、ポジション>小節領域内です。
小節内のデュレーションを指定して、そこにあるイベントを選択していくロジカルプリセットになります。
画像は1拍目と3拍目のノートを選択する設定になっています。これを使うと。
1拍目と3拍目のノートが選択されます。
ドラムの1拍目と3拍目のベロシティーを上げる時などに活用できますね。
また、逆も指定可能です!弱拍を選択するロジカルプリセットです。
先程の設定の逆を作ります。これで2拍目と4拍目を選択できます。
2拍目と4拍目を選択してベロシティを下げて、弱拍を小さくすることもできます。
1拍目と3拍目のプリセットの選択反転でも良いかもしれません。ここは、使ってみてあなたに合うものを選んでみてください。
しかし、このロジカルプリセットには弱点もあります。5/4や7/4といった4拍を越える変拍子は選択ができないことです。
これはもしたら、小節領域外の設定を加えることで解決できるかもしれません。今後、改良を加えたいと思っております。
この要領で、分解能を上げていきます。
8分音符の表拍、8分音符の裏拍、16分音符の表拍、16分音符の裏拍、そして2分音符の表拍、2分音符の裏拍もあると良いでしょう。
すべてをプリセット化して作っておくことをおすすめします。
これと合わせて3連系の選択も作っておきましょう!4分3連1拍目~3連3拍目があるとスイング系のドラムにも対応できます。
プリセットを作り終わったら、いつも通りパレット化をして行きましょう!
Cubase Tips #14【ロジカル】トランスポーズのパレット化と同じ要領で、「TouchOSC」とCubaseを繋いでいきます。
スタジオ設定からAndroidタブレット「TouchOSC」からの受信の割り当てをしてきます。どのCHの、どのCCを受信したら、どのプリセットを実行するかを決めて行きましょう。
割り当てが終わったら、「TouchOSC」エディターでボタンパレットを作って、スタジオ設定で割り当てたCCナンバーを順に入れて行きます。これで完成です!
これで、ワンタッチで強拍や弱拍のノート選択ができます!
ぜひ、あなたのドラム打ち込みにご活用いただければ幸いです。