あなたはMediaBayを使っていますか?私は、サンプル素材の管理にMediaBayを多用しています。今日はMediaBayに関する小ネタを2つ紹介します。今回は特に効果音サンプルの管理についてのアイディアです。もちろんループサンプルやワンショットサンプルにも使えるテクニックです。
1.ファイルブラウザー上でジャンプできる
2.プールからフォルダにドラック&ドロップできる
この2つはMediaBay使っていて、気がついた動作です。バージョンによっては動作が違うかもしれません。
Cubase8.0以降であれば恐らく、同じ動作になると思いますので、ぜひ活用してみてください。それでは、1つずつ解説します。
1.ファイルブラウザー上でジャンプできる
MediaBayの左領域がファイルブラウザーになります。ここには、MediaBayに登録をしているフォルダ名が表示されます。そのフォルダ名の先頭をアルファベットにしておくことで、そのキーを押すと、そこにジャンプしてくれます。これによりとても素材検索が早くなります。もちろん、全ての素材が入ったフォルダからフィルターを使って英語検索を掛けても良いです。
しかし、一度検索を掛けたもの、例えば「PC_コンピューター」「Punch_パンチ」は、検索が終わった時点で、フォルダを分けてコピーしておくことをおすすめします。こうすることで、次から検索をすることなく読み込めます。目的の素材の単語が分かれば、それ以降瞬時にジャンプしてアクセスできるようになります。
使用頻度が高いもの、汎用的に使える物に関してはRating付けをしておくのもいいです。
大切なのは日々の業務中でも、少しずつ整理を積み重ねていくことだと思います。そうすることで、検索の時間が圧倒的に短縮されていきます。
命名規則に関しては、自身のわかりやす物でいいと思います!擬音での分類もおすすめです。とにかく自分がイメージするものにどんどん分類していくと検索しやすくなっていきます。
今後の要望としては、MediaBay上で画像や動画も表示できるようにしてほしいです。フォーリーや効果音収録の様子、マイキング等を記録したものを音と合わせて確認したいからです。どんな素材を使って作ったかなっと、Winのエクスプローラー上に戻らず確認をしたいです。
2.プールからフォルダにドラック&ドロップできる
プールに入っているファイルをファイルブラウザーへドラック&ドロップでコピーできることを最近発見しました!
使いどころとしては、サンプルを切り分けてフォルダ整理をするっといった場面です。
ループサンプルや効果音の録音などで使える部分だけを切り出した後、「選択イベントから独立ファイルを作成」
(ショトカの詳細はこちら⇒Cubase Tips #26【ショトカ】おすすめショートカット7選)
で1つのAudioファイルにします。プールに保存されますので、それを整理しておきたいフォルダにコピーしていけば、後々の管理がとても楽になります。
オリジナルのサンプルを作る上でも、気軽にやっていけるはずです。
Winのエクスプローラーに戻ることが無く、Cubase上で全て完結できるのはとても快適です。
今後の要望としては、プロジェクトウィンドからMediaBayフォルダに直接ドラック&ドロップ出来ればいいですね。プールを開く手間もなくなり、さらに直観的なサンプルの整理ができるはずです!
MediaBayの使い方はこちら